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時計オーバーホールのページです!
このページでは時計のオーバーホールについての解説をしています。時計におけるオーバーホールとは、機械製品を新品時の状態に戻す作業のことです。時計を部品レベルまで分解し、清掃・点検を行って再度組み立てる工程に対して用いられます 。また、修理とは、壊れたり傷んだりした部分に手を加えて、再び使用できるようにすることです。つまり、簡単に言うとオーバーホールは時計の分解掃除のことで、 修理は部品破損や変形などに対して加工や修正・研磨を行うことです。
  目次
1、オーバーホールについて
2、点検
3、分解/洗浄
4、組み立て/調整

オーバーホールについて
時計のオーバーホールについて クオーツの時計でも、機械式の時計でも共に歯車が針を動かします。歯車のあるところには必ず軸受けがあり、潤滑油が塗布されています。この潤滑油は使用の有無に関わらず年月と共に劣化が進行します。毎日使う時計の場合は、およそ3年〜4年もしますと油が劣化して歯車の動作抵抗が大きくなってきます。この結果動作タイミングが狂い、だんだんと時間が合わなくなってきます。そのまま使い続けると最終的に歯車の軸は摩耗してしまい使い物にならなくなってしまいます。このような状態の時計でも修理は出来ますが、部品代が加算されますのでオーバーホール費用は高くなってしまいます。しかし、費用だけの話ではなく20年、30年と経過した後の調子の差が歴然と違ってくるのです。一生ものの時計として使うつもりでしたら定期的なメンテナンス「オーバーホール」が必要とご理解下さい。

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オーバーホール前の点検
時計のオーバーホール前段階 時計をお預かりしましたらまず中を見る前に各部点検をします。 ・防水検査、 時計の気密状態をチェックします、NGだった場合には実際にどこから気密漏れがあるのかを確認します。専用の水没試験機がありあますので、内部機械を取り出した後に圧力調整器にかけて調べます。 ・外回り部品の確認、 リューズやプッシュボタン、回転ベゼルやバンドなど様々なチェック項目を確認します。 ・動作タイミングの確認、 時計の動作音を電気信号に変換して検査する専用機械で確認します。振り子の作動角、1日あたりの時間の進み遅れ、動作バランスなどが確認出来ます。最後に内部の機械を顕微鏡などを使って実際の状態を確認します。確認結果に基づき、時計のオーバーホールお見積もり料金をご案内致します。作業進行ご指示を頂きましてからオーバーホールメンテナンス作業を開始します。
オーバーホール
時計のオーバーホール作業
時計のオーバーホール作業の開始です。分解しながら再度部品状態をチェックします。サビや歯車軸の荒れなどの修正作業がある場合には、この段階で作業します。分解作業が終了したら時計機械専用の洗浄器を使い、更に専用の洗浄液で完璧な洗浄を行います。手洗いだけでは落としきれないミクロの汚れを超音波を使って綺麗にします。洗浄液には歯車や機械の部品面に光沢を与える成分も含まれていますので腐食が無い限り手洗い洗浄では決して得られない艶が得られます。これが時計のオーバーホールのメイン作業です。

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オーバーホール最終段階
時計のオーバーホール採取段階です

オーバーホールの最終段階です。分解の逆の手順で組み立てを行います。一つの部品を組み付けたら、必要な隙間があるか、動きは正常かなど確認しつつ注油します。ガタツキは大きすぎても小さすぎても問題を起こしますので適正な状態に調整が必要です。写真は軸受けの位置を100分の1ミリ単位で調整することが出来る専用工具です。最後に振り子回りの動作タイミング調整を行って時間精度を最適な値に調整します。この作業は時計のオーバーホールの要となります。
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時計のオーバーホール写真1 時計のオーバーホール写真2
部品点数は時計によっては100個以上あります。時計のオーバーホール作業は、経験が無いと元に戻すことは不可能に近いのです、決してご自身で分解などしなでくださいね。経験を積んだプロフェッショナルだからこそ出来るオーバーホール作業なのです。
時計のオーバーホール写真3